2006年07月03日

老人の服

うちには今年八十三になった父と、今度八十になる母がいる。
 
母は、
洋裁は、黒猫のタンゴを歌っていた女の子の方がテレビで着た服を縫っていたくらいだし、
料理も何でもしたし、ろうけつ染め、木彫り、飯田美幸のアートフラワー、
あみもの、織物は父や叔父のブレザーの生地まで織ったし、
犬を飼えば、グランドチャンピオンをとるまでJKCの各地のショーを回り、ブリーダーのようなことをしたし・・・(イースターリリーという、犬舎号だった)
とにかく何でもやる人だった。

今は、何にもしないけどね。
 
 
父は、大学で生物を研究していた。
とても、手先が器用で、はさみも包丁も研ぐし、農家の出身なので、植木の剪定も
お手の物。ノコギリを使うのも、カンナを使うのも、とても上手だった。
雨戸を全部張りなおして、ペンキ屋さんに呆れらたほど・・・
ワイヤーへヤードフォックステリアのカットも、上手にしていた。
写真だって、フィルムの現像から焼付けまで(白黒だけど)自分でやった。

今は何にも出来ないけどね。
 
 
母は、腰椎骨折とか色々やって、気付いたら160センチ以上あった身長が150センチ以下に
なっていた。背中も曲がった。
お尻の肉は本当に落ちてしまったのに、上から肋骨が下りてきてしまったので、
ウエストがなくなってしまった。
 
父も、腰椎骨折をしてから、足が弱り、やはりウエストがものすごく太くなっている、
 
 
 

困っているのは、父のこと。
失敗をするので、パンツ型の紙おむつをはいているのだけれど、
市販のズボンでは、股上が浅すぎ、ウエストが細すぎ、なかなかはけない。
冬場は、ユニクロのフリースをはいていればよかったのだけれど、
暖かくなって、上手くはけるズボンがなくなってきてしまった。
外に出るときは、我慢してはいているズボンも、家ではウエストのボタンを
はずしてしまう。
昔は、イージーパンツという奴があって、「前が開かないからこんなのははかん!」と
言ってはいてくれなかったのだけど、今、探したら無いのよね。


そこで、昨日、ぷーままは、じじばばのパンツ縫いをしていたのでした。
 
母は、まだ、市販のズボンでもはけるのですが、父のだけ縫っているとひがむしね!!
(年取ると、本当に子供みたいなんだから・・)
 
 
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今はいている、ちょうどいいズボンから、型をとります。
(じじのは、ちょうどいいのがないので、創作中。)
 
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ちょきちょき切って、
 
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ロックミシンをかけて(ベビーロックだけど)
 
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マチ針をうって
(仮縫いなんて面倒なことは、ぷーまま向きではありません。
 何でも、突撃アルのみ・・・)
 
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じゃんじゃん縫います。
 
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布に線を引いてから、ここまで、約30分。
ぷーまま、仕事はすっごく雑ですが、速さだけは自慢できます。
 
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ゴムを入れて出来上がり。
 

昨日は、このズボンを、3本と、父のズボンを1本縫いました。
父のは、まだまだ、手直しの余地ありで、型紙前にして、頭をひねっています。
 

 
 
 
 


世の、老人を抱えた皆さんは、特に男の人のズボンで困ってはいないのでしょうか。
聞くところによると、皆さん、ジャージになるとか・・・
綿のはきやすいズボン、需要は無いのでしょうか。
ユニクロさんとか、作ってくれないかなあ。


どなたか、紙おむつの老人むけの良いズボンをご存知でしたら教えてください。 

 
 
 
 

Posted by Okada at 2006年07月03日 23:14
Comments

私は実家の両親半年おいてバタバタと見送りましたが、本人の気持ちを害さずに過ごしてもらう工夫って大変です。

いつまでもおしゃれ心を持つことはボケ防止にもつながるし。
でも、毎日の生活のこと、楽でなくてはいけないし。

http://www.shinwa-musen.co.jp/kaigo.htm
にはまだまだ先のことであってほしい介護服が載っています。
知っていて損はないかと・・・。
ただし、これもそうだけど、概して「介護する側が楽」な商品で、「介護される側のおしゃれ心」も満足させられるものじゃないですね。

でもすごいご両親、老いというのは残酷なものですね。
まぁ、老いて何もしなく(できなく)なってくれるから、力及ばぬ若い者も一緒に暮らせるのだけどね。
あ。ぷーままは違うよ、ぷーままは「さすが」なヒトです!

Posted by: ビンママ at 2006年07月04日 02:15

なるほど、ぷーままさんの才能ってのは、ちゃんとご両親譲りなんですね。生物研究して、何でも出来ちゃうっていう優勢遺伝なんだぁ。

介護の洋服って、どこかで見たことがある気がしますが、どこだったかしら?でもオーダーメイドが良いには決まってますが、時間も手間もかかるものね。ご両親はうれしいでしょうけど。
「介護はお互い無理せず」って昔CMで言ってた気がするけど、本当に無理はしないでね!

Posted by: Kana at 2006年07月04日 03:49

すごい一家だなぁー。
なにやらせても玄人はだし。
うむ。遺伝であったか。
ならば、私が器用でないのは仕方ない。
(なんて、本当は両親ともにそこそこ器用だったけど・・・笑)

イージーパンツ、ない?
通販とかの方があるかもね。
見かけたら送ろうか?
サイズはS/M/Lくらいにしか分かれてないけど、ご両親ともMでいいのかしら?
ただでさえ忙しいぷーままだもの。
もし市販で手に入るならばその方が楽よね~。
でも、作ってあげたい、ってのなら別だけどね。

Posted by: Setsu at 2006年07月04日 07:51

「仕事はすっごく雑だけど早さには自信アリ」。。。大爆笑!いっしょです!!!突撃あるのみもいっしょです。ただ即実行のパワーが私には欠けてるようです。いつも,作る量にもブッタマゲーです!ぷーままさんの行動力には頭が下がります。ついて行きますので、このまま先陣を行ってくだされ!!(笑)

本日の内容の役に立たないコメントですみません。。。

Posted by: demizo at 2006年07月04日 09:07

ぷーままさんは、何でも出来ると思ったら、遺伝だったんですねえ。
それと、大型犬のナイロン製お散歩紐を作ってらしたのも、このミシン見たら納得です。

紙おむつ用のズボンですか。戸塚にいる叔父(90くらい)も、うちの中では、だいたいスエットや、やはりジャージみたいなものをはいていたと思います。でも、紙おむつがうまく機能しているうちは、まだよろしいの。体の方が排泄をうまくコントロール出来なくなると、着脱の時にも汚すので、叔母(80くらい)が毎日大量に洗濯しています。お洗濯が簡単な事も条件ですよね。

ところで、ぷーままんさんのお父様、うちの父と同年です。うちは、大正11年ですが。

Posted by: Anna at 2006年07月04日 19:18

すごい!父上様、母上様ともに、すごい人じゃん!で、コジツケで少し縁を感じるよ・・・まず、クロネコのタンゴは良く歌ったな(笑)・・・「プラスチックとネズミたち&エコマテリアル」という論文を書いて雑誌(ALIANEWS)に乗せたよ。ネズミが何故プラスチックを齧るのか?っていう内容で、でも生物学じゃないけど。父上さま、尊敬します!頑張れ!

Posted by: タニシ at 2006年07月04日 22:18

ビンママさんありがとう。
うちは、同居しているので、結構きついことをついつい言ってしまい、あとで、落ち込むことも・・・
おしゃれがしたいうちは、ボケていないということかも・・・

Posted by: ぷーまま at 2006年07月04日 23:10

かなさん、ありがとう。
割と変わった両親なので、うちの価値観って、ちょっと変わっているかも・・・
まあ、ズボンを縫うくらいは、そんなに大変じゃあないのだけど。

Posted by: ぷーまま at 2006年07月04日 23:11

setsuさん、紳士物のイージーパンツを見つけたら、Lを送ってくださいますか??
母のは、いくらでもあるのです。

Posted by: ぷーまま at 2006年07月04日 23:13

demi_zoさん、類は友を呼ぶのかも・・・

いいのいいの。フランス土産を楽しみにしてますから・・

Posted by: ぷーまま at 2006年07月04日 23:14

えーーつ、Annaさんのお父様、若い!
父は、大正12年ですもの。
一昨年までは、しゃきっとしていたのですが。

Posted by: ぷーまま at 2006年07月04日 23:15

タニシさん、ありがとう。
昔の話をすると、だんだんみんなの年代がわかってくる・・・
黒猫のタンゴ、流行りましたよね。

Posted by: ぷーまま at 2006年07月04日 23:17

コメント,短すぎるとだめみたい。。。
あらためて、
「おーけい!」

Posted by: demizo at 2006年07月05日 14:42
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